あかみやの日記帳

あかみやの日記帳

VRChatの日記と読書記録。主にXからの転記です。

心理

杉原保史『プロカウンセラーの共感の技術』

共感とは、自分と相手の境界を曖昧にすることだという定義に始まる。 様々な共感の技術が述べられているが、根本的に大事なこととしてはこんなところ。 ■自分と相手をありのままに受け入れること(自分の意見や考えは価値判断せずに保留しておくこと) ■価値…

ケヴィン・ダットン『サイコパス 秘められた能力』

フレンドに「あかみやさんはサイコパスでしょ~」と言われて、サイコパスの要件が気になったことが手に取ったきっかけ。 本書は、サイコパスの特徴をそうではない人にも応用できないかを画策したものだ。なにもサイコパスは凶悪犯罪者ばかりではない。凄腕の…

エーリッヒ・フロム『愛するということ』

「愛に勇気を与えてくれ」これは「仮面ライダーBLACKRX!」の主題歌で歌われた有名なフレーズだが、人を愛するには勇気だけでは足りないのもまた事実。 人を愛するには、忍耐、寛容、誠実、謙虚、奉仕、信頼、集中……ありとあらゆる徳性が要請される。愛する…

アマンダ・モンテル『カルトのことば』

カルトが生まれる条件は「言葉」と「身振り」であり、両方が備わっている必要がある。 ・短くて言い切りの極端なフレーズ・グループ内でしか意味が伝わらない独自の用語・用法を編み出す・最初は励ましと賞賛の雨あられを浴びせた後に、途轍もないこき下ろし…

熊代亨『何者かになりたい』

メンヘラVRChatterに痛打を与えそうな本。 何者かになりたいと悩む時、大きな理想像を描いてしまいがちだ。例えば有名なインフルエンサーになりたい、誰からも尊敬されて影響力のある人になりたい、人よりも堂々としていてたくましく、且つ賢くありたい、社…

戸谷洋志『恋愛の哲学』

「恋愛は頭で考えてわかるものではない、実践でしか本質は掴めない」というような言説が有力になっている現在において、それでも恋愛を哲学的に考える意味合いとはなんだろうか。 実践でしか見えてこない恋愛があるのは事実である。しかしながら、「恋愛をし…

山竹伸二『「認められたい」の正体 承認不安の時代』

自分の中に信じるものの核となるものがない場合、「空虚な承認ゲーム」を自分が所属している場所で延々と繰り返すことになる。グループ内の言動に本当はしらけていても、表面上は迎合せざるを得ない──異議を唱えれば承認を得続けることができる環境から排斥…